サーヴァント・クラス毎の特性を把握
クラス相性
サーヴァントのクラス相性を把握し、有利クラスで挑むのがFGOの戦闘の基本。
有利な相手には基本的に2倍のダメージを与えることができますが、バーサーカーとアルターエゴは有利クラスが多い反面、ダメージが1.5倍になっています。
複数のクラスが登場せず、ダメージを与えたい相手のクラスがはっきりしている場合は、2倍のダメージを与えられるクラスのサーヴァントを連れて行くのがダメージを伸ばす基本です。
各クラス相性は以下の個別記事をご覧ください。
クラス毎の相性の他に、スター集中度やクラス補正についても触れています。
クラス別サーヴァント一覧
クラス補正
各サーヴァントにはそれぞれHP/ATKの数値が割り振られていますが、ATKにのみ実際の攻撃力が増減する「クラス補正」が設定されています。
そのため、同じATKで相性が変わらない相手であっても、クラス(補正)が異なると与ダメージに違いが生じる場合も。
以下の表はクラス補正が設定されているクラスです。
クラス補正一覧
クラス補正による実際の攻撃力例
上記の画像は「
ネロ〔ブライド〕(左上)」と「
術ネロ(右上)」のステータスです。
ATKは「星4 フォウくん」を限界まで捧げている
術ネロのほうが上ですが、術ネロにはクラス補正に0.9倍が掛かるので実際の攻撃力は12496.5(13,885×0.9)となります。
したがって、等倍の相手と戦うのであれば、クラス補正が掛かっていない、
ネロ〔ブライド〕のほうが実際に与えるダメージは"上"となります。
とは言え、実際には
クラス相性やスキル・宝具の強さが物を言うので、クラス補正に関しては"そういうものがある"程度に認識すれば良いでしょう。
天地人属性
乱数による増減はありますが、左から天属性、地属性、人属性へ展開した時のダメージです。
このように、サーヴァント・エネミーに設定されている天地人属性にもダメージが増減する補正があります。
天地人の補正や見分け方、どのサーヴァントが各属性に分類されるかは下記記事で解説しているので参考にしてください。
異種バフ付与がダメージを伸ばすコツ
FGOでは同じ系統のバフを付与するよりも、後述する系統に分類された別系統のバフを付与した方が、火力を出しやすくなっています。
その理由として、同系統のバフ同士を組み合わせた時の倍率は加算で、別系統は乗算扱いになるためです。
ダメージ算出には火力バフ以外も影響するため、一概には言えませんが、以下のようになります。
火力バフの組み合わせ | 計算式 | 実際の火力アップ量 |
攻撃力20%アップ 攻撃力50%アップ | 1.2+1.5 | 1.7倍 |
攻撃力20%アップ Buster性能50%アップ | 1.2×1.5 | 1.8倍 |
同系統のバフと異種バフ付与時の具体例
上の画像は「
星5 天草四郎」が
Buster性能アップスキル《神明裁決(偽)》を使用した上で、別系統の「
宝具威力50%アップ」を付与した時と、同じ系統の「
Buster性能50%アップ」を付与した時のダメージです。
付与したバフはそれぞれ同じ倍率ですが、左上の「宝具威力50%アップ」を付与した時の方が、約10,000ほど多くダメージが出ています。
このようにできるだけ別系統のバフを付与するのが、より大きなダメージを与えるコツと言えます。
火力バフの系統を把握
FGOには多くのダメージを増加させる手段(火力バフ)が存在していますが、ダメージ計算式上では、「攻撃力アップ系」「カード性能アップ系」「その他の火力アップ系」「宝具特攻系」の4種類に分けることができます。
具体的には以下の通り。
系統 | 種類 |
攻撃力アップ系 | 味方の攻撃力アップ |
敵の攻撃力ダウン |
カード性能アップ系 | 味方のカード性能アップ |
敵のカード耐性ダウン |
その他の火力アップ系 | 味方のクリティカル威力アップ |
味方の宝具威力アップ |
味方の特攻(スキル/礼装/イベント) |
宝具特攻系 | 宝具による特攻攻撃 |
攻撃力アップ系
「
攻撃力アップ」と言う効果を持つスキル・概念礼装は全てこの系統。
スキルは《カリスマ》《怪力》、概念礼装は「
星5 ゴールデン相撲~岩場所~」などが代表例です。
また、スキル《拷問技術》などで敵に付与できる「
防御力ダウン」も、同じ系統として扱われます。
そのため、「防御力ダウン」を利用してダメージを上げる場合は
「攻撃力アップ」以外のバフを利用した方が伸ばしやすいと言えます。
カード性能アップ系
「◯◯カード性能アップ」などのカードの種類を対象にしたバフがこの系統に属します。
《魔力放出》《狐の嫁入り》などのスキルや「イマジナリ・アラウンド」などの概念礼装が代表例です。「攻撃力アップ」と異なり、特定のカードにしか作用しないため、EXアタックのダメージを伸ばすことはできません。
クラススキルもこの系統
Busterカード性能を上げる《狂化》、Artsカード性能を上げる《陣地作成》、Quickカード性能を上げる《騎乗》などのクラススキルも「カード性能アップ系」として計算されます。
各クラススキルの種類や倍率は以下の記事をご覧ください。
カード耐性デバフ
「
星5 カルナ」や「
星3 百貌のハサン」などの宝具効果である「〇〇カード耐性ダウン」効果も「
カード性能アップ系」。
イベントの特殊ギミックなどで登場することもあるので、覚えておきましょう。
その他の火力アップ系
「攻撃力アップ系」と「カード性能アップ系」に該当しないその他のバフは、3つ目の系統としてまとめられます。
代表例は「宝具威力アップ」や「クリティカル威力アップ」などです。
特攻も同系統
スキル・宝具・礼装で付与される「特攻」もこの系統。
ただし、後述する「宝具で付与される特攻(その他系)」と「宝具特攻(別系)」は似ているようで、計算式上は別物として扱われるので注意が必要です。
イベントで付与される特攻
期間限定イベントで稀に付与される「『イベント名』における攻撃の威力を◯◯%アップ」も特攻に該当します。
常にこの系統のバフが付与されていることになるので、特攻が付与されたサーヴァントは少しのバフでも超高火力を実現できます。
宝具特攻
効果で付与された特攻とは別に、「宝具による攻撃自体に付与されている特攻」は別系統として計算されます。
別の系統のバフになるので、前述した3つと組み合わせれば、超高火力を実現可能。
ただし、この系統のバフを付与する手段がないため、宝具特攻攻撃を持っているサーヴァントだけの特権的な火力と言えます。
宝具特攻攻撃サーヴァント例
サーヴァント | 宝具名/効果 |
ジークフリート | 幻想大剣・天魔失墜 |
敵全体に強力な〔竜〕特攻攻撃<OCで特攻威力アップ>+自身のNP獲得量をアップ(3T) |
カルナ | 日輪よ、死に随え |
敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃<OCで特攻威力アップ>&Busterカード耐性をダウン(3T) |
ヒロインX | 無銘勝利剣 |
敵単体に超強力な〔アルトリア顔〕特攻攻撃<OCで特攻威力アップ> |
ギルガメッシュ | 天地乖離す開闢の星 |
自身の宝具威力をアップ(1T)+敵全体に強力な〔サーヴァント〕特攻攻撃[特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効]<OCで特攻威力アップ> |
ダメージの伸ばし方まとめ
大ダメージを出すのに重要なのは、「クラスの有利不利」「違う系統のバフを付与する」の2点。
また、使用者の限られた「宝具特攻」は他と一線を画す超高火力を実現できます。
意識的に「攻撃力アップ」「カード性能アップ」「宝具強化やクリティカル威力アップ」の3種類のバフを同じサーヴァントに付与するのが大ダメージへの近道なので、スキルや礼装ごとの効果を把握してより効率良くダメージを与えて行きましょう。
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