FGO(Fate/Grand Order)のバトルは「やられる前にやれ」が基本戦法なので、とにかくエネミーのHPを早く0にするのが正攻法。
しかし、複数段階のHPゲージ(ブレイクゲージ)を持つエネミーの場合は、特殊行動(以下、ブレイク行動)で形勢を逆転される恐れがあるため、安易にHPを0にするのが正解とは言えません。
そのブレイクシステムにはどのような対策が有効なのか、これまでに登場したブレイク行動を例にとり、有効な対策法を解説します。
エネミー自身に作用する効果
強化効果(バフ)を付与
ブレイク行動に1番多いのは、ブレイクされたエネミーが自身に強力なバフを付与することでしょう。
このバフを放っておくのは死活問題になることもあるので、強化解除で打ち消すのがセオリー。本記事下部に、強化解除持ちサーヴァントを掲載しているので、誰が強化解除をできるのかは把握しておきましょう。
解除無効のバフには無意味
ただし、「解除無効」のバフも中にはあります。その場合は、そのバフと付き合いながら戦い抜くしかありません。
解除無効のバフはエネミーによって様々ですが、対策が必須なのは「毎ターンチャージを増加」する効果。毎ターンチャージが増加されると、宝具対策の回避や無敵、バフデバフが追いつかずに、やがては素の状態で大ダメージを受けることも……。
そのような時は、敵をスタンや魅了で行動不能にするか、宝具封印状態にして宝具の展開を遅延させましょう。
それぞれの効果を付与可能なサーヴァントは、こちらも本記事の下部に掲載しているので、後ほど確認してみてください。
チャージMAX
毎ターンチャージを増加するバフを付与しなくても、自身のチャージを即MAXにするブレイク行動があります。
チャージがMAXになることがわかっていれば、無敵や回避で対策することもできますが、タイミングによっては使えない場面も。
そのようなブレイク行動には、毎ターンのチャージ増加と同じく、スキルや魅了などの行動不能、宝具封印効果が効果的です。
行動不能
スタンや魅了で行動不能にしていれば、ブレイクしたとしても、チャージをMAXにするブレイク行動を次のターン以降に持ち越せるので、NP獲得やCT回復の猶予が与えられます。
その間に、宝具やスキルで、回避/無敵を使用できるようになれば御の字。
いつも通り宝具に対処しましょう。
宝具封印
予めチャージをMAXにされることがわかっている時は、回避/無敵で簡単に対処できますが、初見の場合は"宝具封印付与"が安定。
宝具を封印しておけば、チャージがMAXになっても即座に宝具を展開されないので、行動不能状態と同じように次のターンまでの猶予を手に入れられます。
また、結果的にブレイク行動でチャージがMAXにならなくても、回避や無敵の無駄打ちを回避可能。
ただし、弱体耐性が高ければ失敗しますし、弱体解除されれば宝具封印の甲斐なく、宝具を展開してきます。その点で言えば、ブレイク行動自体を遅延させる行動不能状態のほうが強力です。
チャージMAX時にブレイクする
宝具を展開されることに変わりありませんが、エネミーのチャージがMAXの時にブレイクすれば、ブレイク行動の如何に関わらず、次のターンには宝具を展開されます。
1度の対処で2発処理できるので、回避や無敵をいつでも発動できる場合は、エネミーのチャージ状態に注目するのもおすすめ。
自身の弱体を解除する
前述したように、エネミーにデバフを付与することで、宝具の脅威から一時的に逃れることもできますが、中には
ブレイクと同時に弱体解除を行い、デバフを打ち消すブレイク行動もあります。
そのような場合は
、デバフが全くの無駄打ちになってしまうので、付与するタイミングには注意が必要です。
※上の画像ではブレイク行動で弱体無効を付与。
自身のクラスを変更
ブレイク前後でクラスを変更するエネミー(サーヴァント)もいます。
対処法としては、カルデア戦闘服の《オーダーチェンジ》で有利クラスと入れ替えたり、単一アタッカーでもそのまま対処できるようにバーサーカーやアヴェンジャーなどで戦うことです。
不利クラスで戦いを継続するのは無駄
もしクラスが変わって相性が有利から不利になった場合は、それ以上戦っても勝てる見込みは少ないので、リタイアして再チャレンジするのが無難です。
また、名前が同じでもクラスが異なって召喚されたサーヴァントが、ブレイクゲージを持って登場すると、ブレイク行動でクラスが変更される傾向にあるので、身構えていたほうが良いでしょう。
他のエネミーに作用する効果
他のエネミーに強力なバフを付与
自身に作用するだけでなく、他のエネミーにバフを付与するブレイク行動もあります。
そのバフを付与されると、こちらの攻撃が全く通らなかったり、エネミーの通常攻撃一撃一撃が即死級のダメージになることも。
そんな強力なバフを付与されると、所謂"詰み"状態になってしまうので、ブレイク行動をするエネミー共々全体攻撃宝具で一掃したり、場に出ている他のエネミーを倒してからブレイクさせるなど倒す際に工夫が必要になります。
控えも影響する
ただし、ブレイク行動の中には場にいるエネミーだけでなく、
これから出てくる控えにも作用するものがあります。そのような種類のバフの場合は、ブレイク対象を最後に倒すなど
倒す順番が重要。
また、チャージMAX時と同様に、行動不能にすればブレイク行動(バフの付与)も持ち越せるので、その間にその他のエネミーを倒すという戦略もとれます。
※上の画像はエネミー退場時に行った特殊行動です。
ターゲット集中を付与
その他のエネミーにターゲット集中を付与することもあります。
他のエネミーにターゲット集中が付与されている場合、攻撃だけでなくスキルの矛先も変更できないので、ターゲット集中外のエネミーが行おうとしている行動を妨害することができません。
▼具体的なバトル例
チャージ状態に注意したり、強化解除を使う
そのターゲット集中を解除するためには、付与された対象を倒すのが1番手っ取り早いですが、HPが多いとそうもいかないでしょう。
そのような時は強化解除で打ち消すのが無難。
もしくは、ブレイク行動を行われる前に宝具を展開してもらい、チャージが0の時にターゲット集中を付与するように仕向けましょう。
味方側に作用する効果
凶悪なデバフ付与
エネミー側だけでなく、味方側に作用するブレイク行動も。
単純に防御力や攻撃力ダウンの付与など弱体解除で打ち消せるデバフなら、まだ対処の仕様もありますが、NPを100%減少させられたり、スターを全部奪い取られた日には為す術もありません。
初見では対策の取りようもないですが、再戦する時はブレイク時にNPやスターを持ち越さないといった事前策をとりましょう。
強化解除付与
強化解除で
味方全体のバフを打ち消すことも。
防御バフや回避/無敵で宝具に対処しようとしている時に、それらを解除されてしまうと丸腰で宝具を受ける他ありません。
ブレイク行動の強化解除が、チャージMAXのタイミングと重なっている場合は、
あえてブレイクしない立ち回りも要求されます。
ただし、強化解除しても掛け直せば良いので、エネミーに宝具封印を付与しておけば、通常なら
ブレイク→強化解除&宝具→全滅のところを、
ブレイク→強化解除→バフ再付与→宝具と強化解除の脅威に晒されることはありません。
行動不能にしてしまうと、強化解除と宝具が同じタイミングになることは避けられないので、強化解除される場合は宝具封印のほうがおすすめです。
※画像はエネミーのバフを解除した時
ブレイク行動対抗手段を持つサーヴァント一覧
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