overkill(オーバーキル)の仕様
同じサーヴァントを連続で選択すると、敵のHPが0になってもそのまま攻撃をし続けます。
この時、HPが0になった瞬間の攻撃から「overkill(オーバーキル)」判定になります。
その状態の攻撃はNP獲得量が1.5倍になり、スター発生数も増加する補正が掛かります。
敵はすでに倒れているので、それ以上連撃しても仕方ないのですが、次の標的に向けて少しでもNP・スターを溜めておきたい場合は有効な戦略です。
なお、「オーバーゲージ(overgauge)」も同じようにHPを0にしてからの補正が掛かります。
オーバーキルとは似ているようで少し異なるので、オーバーゲージについては以下の記事で解説している情報をご参照ください。
オーバーキルとヒット数の関係
オーバーキル補正はHPが0になった瞬間の攻撃から始まります。
例えば、3ヒットの攻撃で2ヒット目にオーバーキル判定が起こった場合は、1枚のカードで獲得可能なNP・スターの内、1/3は通常通り、2/3はオーバーキル補正が掛かるということです。
その他の具体例は以下の通り。
hit数 | オーバーキル判定 | カード補正 |
2hit | 2hit目にオーバーキル | 1/2 |
3hit | 2hit目にオーバーキル | 2/3 |
5hit | 2hit目にオーバーキル | 4/5 |
NPを稼ぐ場合はヒット数が少ないほうが有利
多段ヒットの場合はNP獲得値が分散してしまうので、オーバーキルを狙う場合はヒット数が少ないほうが有利になります。
と言うのも、1ヒットの攻撃で敵のHPを0にした場合は、その攻撃で獲得できるNP獲得量が丸々1.5倍になるからです。
スターを稼ぐ場合は多段ヒットが有利
スター発生数はスターの獲得数がヒット数に大きく影響するため、多段ヒット攻撃のほうが有利。
NPを重視する場合はヒット数が少ない攻撃、スターを重視するのならヒット数が多い攻撃を、オーバーキルになるようにカードを切りましょう。
オーバーキルを活かさない方法
オーバーキルを使わない場合は、カード選択時に別々のサーヴァントを選択しましょう。
また、同一のサーヴァントでも宝具は別種と扱われるので、間に宝具を切れば、展開の有無は別として連撃せずにそこで攻撃がストップします。
ダメージを伸ばしたい時のBusterの切り方
1騎のサーヴァントのBuster、Arts、Quickが1枚ずつ配布されていた場合に、各シチュエーションでダメージの最大化を狙うカードの切り方を紹介します。
Busterは初手安定
カードは後手に配置すれば配置するほど威力が上昇しますが、その順番補正よりもBuster1stボーナス補正のほうが上昇率が高いので、Busterを初手に配置するのは基本中の基本です。
そのため、前提の3枚の場合は、Buster→Quick→Artsが安定。
Busterがクリティカルになるかもしれない
与ダメージが2倍になるクリティカルがBusterで発生するとしても、Buster1stボーナスが発生する初手が安定です。
もちろん、Busterが2枚以上あり、どちらかがクリティカルになりそうな時は、発生確率が高いほうを後手に回しましょう。
このターンに宝具を展開したい……!
Arts宝具、もしくはQuick宝具を展開しながら、与ダメージ最大化を狙う場合は、こちらも通常カードの切り方と同じようにBusterは初手が安定。
宝具には順番やチェイン、1stボーナス補正は掛かりませんが、Buster→A or Q宝具→"何か"の順番で与ダメージが最大になります。
もちろん、Buster宝具なら宝具自体を初手に配置し、Buster1stボーナスの始点になるのが良いでしょう。
非ブレイブチェインでもBuster初手優先
展開したい宝具がブレイブチェイン発動サーヴァント以外であっても、通常Busterを初手に切るのは変わりません。
後手の通常カードにBuster1stボーナスの恩恵を受けさせましょう。
ブレイブチェインとBusterチェインどちらが上?
カードの種類が異なるがブレイブチェインが発生できる時に、攻撃力が同値の他サーヴァントとBusterチェインを発生させられる場合、与ダメージだけを重視するならBusterチェインに軍配が上がります。
NPやスターを考慮しない(宝具やクリティカルを意識しない)のであれば、Busterチェインで殴っていくほうが瞬間ダメージ効率は上です。
NPを稼ぎたい時のArtsの切り方
1騎のサーヴァントのBuster、Arts、Quickが1枚ずつ配布されていた場合に、各シチュエーションでNPを効率良く稼げるArtsの切り方を紹介。
NP効率を目指すブレイブチェインはArts初手
ダメージを伸ばす場合はBuster初手のブレイブチェインでしたが、NPを効率的に獲得するのであればArts初手が安定です。
ただし、素のNP効率が低いサーヴァントの場合は、Arts1stボーナスもArts3番手も大して変わらないことも。
例えば「
ランスロット(バーサーカー)」のブレイブチェインの場合は、「
A→
B→
Q」でNPを10%、「
B→
Q→
A」で8%獲得できます。
100%に届くかどうかの瀬戸際ではこの2%が重要ですが、そのようなタイミング以外では「
B→
Q→
A」でダメージを伸ばしていくのが良いでしょう。
オーバーキルしそうな時
前述したように、オーバーキルが発生するとNP獲得量に1.5倍の補正が掛かります。
オーバーキルしそうな時も基本はArts初手が安定ですが、オーバーキル補正がいつから掛かるかによっては、Artsを後手に配置したほうが有利の場合もあります。
「
ネロ(キャスター)」を例に出すと「
A→
B→
Q」でカードを切った時に
Quickからオーバーキルになった場合は、
Buster/
Quick/
EXに補正が掛かり、NPを
29%獲得します。
次に「B→Q→A」の切り方で、初手のBusterで敵のHPを0にした場合です。
この場合は全てのカードにオーバーキル補正が掛かり、35%獲得できます。
このように、オーバーキル補正がどこから掛かるのかによって、NP獲得量を伸ばす切り方が変わるので、敵の残HPに注目してカードを切っていきましょう。
Artsがクリティカルになるかもしれない
ダメージを伸ばす場合はBuster初手が安定でしたが、Artsがクリティカルになる場合は、Arts1stボーナスよりも3番目に切ったほうがトータルのNP獲得量が増加します。
ただし、Arts1stボーナスが掛かった状態の、その他のカードでNPの獲得が見込める場合は、基本に忠実のほうがNP獲得量は上。
QuickやBuster、EXでもNPを稼げる場合は、Arts1stボーナスのブレイブチェインを発生させましょう。
ブレイブチェインとArtsチェインどちらが上?
Artsチェインに組み込んだサーヴァントの
NPを一律+20するので、一概にはどちらが上と言えないのですが、
ブレイブチェインでNPを稼げるサーヴァントの場合はブレイブチェインのほうがおすすめ。
特に「
ジャック」のような
QuickでNPとスターを大量に稼げるサーヴァントは、
Artsチェインに組み込むのと同じNPを稼ぎつつ、スターも量産するので
ブレイブチェインのほうが特と言えます。
スターを稼ぎたい時のQuickの切り方
1騎のサーヴァントのBuster、Arts、Quickが1枚ずつ配布されていた場合に、各シチュエーションでスターの獲得を追求したQuickの切り方を紹介します。
Quick1枚の時は3番目が最適
ArtsやBusterではQuick1stボーナス補正が掛かってもスターをほとんど稼がないので、Quickが1枚しかないのであれば、そのQuickは3番目に切るのが最善手。
Quickが2枚以上なら「Q→何か→Q」といった順番が、スターを稼ぐのに良いですが、基本は「B→A→Q(ダメージ重視)」や「A→B→Q(NP重視)」が良いでしょう。
なお、「
スカサハ」や「
ギルガメッシュ」の
Busterなどヒット数が高ければ、
Quick1stボーナスでも
スターを稼ぐことが可能。
初めて使うサーヴァントは、どれくらいヒット数が高いのかを確認してからカードを具体的に切ってみましょう。
オーバーキル・クリティカルになりそう
前述したように、Quick1stボーナスは不遇なので、オーバーキル・クリティカルの如何に関わらず、Quickは3番目が安定。
ブレイブチェインとQuickチェインどちらが上?
Quickチェインで獲得するスター数は10個ですが、このスターを稼ぐのが至難の業。
素の状態の星出し性能ナンバーワンのジャックでも、
Quick2枚を使ったブレイブチェインでは、サーヴァントの組み合わせは考慮しない
Quickチェインに勝つことは稀
※
。
そのため、
スターのみを追求するのであれば、
Quickチェインを発生させるのがおすすめです。
※単体でスター1~2個のみ獲得といった、極端に性能が低いQuickの組み合わせ
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